福岡から日本全国へ ISO・コンサルティング、経営指導、内部監査指導

お電話でのお問合せは 092-433-6154


三村聡がのプロフィール〜第一次産業の視点から

第一次産業の視点から
ISOコンサルタントには様々なタイプの人がいますが、『第一次産業』の視点でマネジメントシステムを捉えているのが、私の特徴だと思っています。
第一次産業、つまり農林業の視点、といっても、私の学生時代の専門が『農学』だったと言うだけです。実家が農家だったわけでもないし、実際に農作業に携わったのは学生時代の実習の時間だけですので、野菜の作り方については農家の方々の足元にも及びません。

しかし第一次産業とは人間にとっての土台。その中で私が専門的に学んできた『農業』はすなわち『食』であり、それは人の生活に切っても切り離せないもの。ですから、すべてのマネジメントシステムを考える際に、『農』を基盤にしたいと思っているのです。

まず、『農業』というと、皆さんは何を思い浮かべられるでしょうか?
田んぼ、畑、野菜、養鶏や酪農といったところではないでしょうか。
しかし、都会に住んでいると、そんな風景は身近ではないため、『農業』はまるで、どこか別の国の無関係な出来事のように思われがちです。

しかし、マネジメントシステムの考え方は違います。
農業とそれに関わるものはすべて同じ流れの中にあるのです。

●飼料や肥料を作る人・種を作る人

●育てる・刈り取る・出荷する人(農家)

●加工する人

●運ぶ人

●値段をつける人

●売る人

●買う・食べる人(消費者)

これを『フードチェーン』と言います。

消費者である私たちは、それ以前の段階とつながりがあり、農家は、もちろん消費者とつながっています。
最近、やっと『トレーサビリティ』や『表示ラベル』などにより、お互いの情報を知るシステムが出来上がりつつありますが、まだまだ未熟な段階です。

この『フードチェーン』が滞りなくつながって行くためにお手伝いをするのが、私の仕事です。
『農家』という狭い範囲だけではなく、製造・加工業者、運送業者、販売業者、そして消費者まで含めたシステム作りを行っていくこと、それが私の役目だと思っています。

ここで、マネジメントシステム(ISO)の出番です。
これだけの広大な範囲のシステム作りを行うためには、小手先のシステムでは到底太刀打ちできません。フードチェーンは前後の段階と密接なつながりを持っているからです。

上記の概略図にはありませんが、農産物が製造されて消費者の口に入るまでは、もっともっと複雑な経路をたどります。
パック詰をする場合は、包装資材がなけば始まりませんし、包装する機械も必要です。製品に関わる従業員には、マスクや割烹着なども必需品ですし、きちんとした作業手順や衛生についての指導も必要で。清掃道具、害虫駆除、消毒なども、もちろんフードチェーンの大切な段階の一つです。

これは、他のすべての業界にも当てはまります。
業務の全ての流れを「システム」で捉え、一箇所だけでなくその前後の作業にまで目を配ることで、仕事の流れをスムーズにし、良い結果を出すことが出来るからです。

私は農業食品分野だけでなく、さまざまな業界でマネジメントシステム構築の支援を行っていますが、常に農業専門家の視点をもち、『ある製品・サービスは、あらゆるところにつながっており、すべてのつながりを意識したマネジメントシステムを構築する』という姿勢を忘れないようにしています。



 三村聡のプロフィールトップへ(概要)
    それは環境への関心から始まった
    地球サミットへの参加
    独立〜地域づくりからISOの世界へ
    第一次産業の視点から
    ISOを活用するには
    「無知の知」を知る喜び〜コンサルタント三村聡がゆく!