ISO内部監査員研修の3つのレベル
アイムスでは、内部監査のスキルレベルに合わせて3つの研修を用意しております。
皆様の状況に合わせてプログラムをお選びください。
研修の概要
日時 | 御社のご希望をうかがった上で決定いたします |
時間 | 1日あるいは2日間。原則として9:30~17:00で行います。 「この時間内で行ってほしい」というご希望がございましたら、ご相談に応じます。 |
開催場所 | 御社内、または御社に用意していただく会場 オンラインでの開催も可能です。オンライン研修についての詳細はこちらへ |
教材 | 講座は原則として、当方が用意するテキストを使用して行います。「自社のマニュアル等を用いたセミナーをして欲しい」といった場合などはご相談下さい。 |
講師 | アイムスのコンサルタント |
費用 | 御社の所在地やご希望、規格の種類等によって異なりますので、お見積をご依頼ください。 |
内部監査員研修プログラム
内部監査員養成研修(基礎コース)
具体的で実践的な講義と演習で、内部監査の質問の仕方などをロールプレイを通じて、理解していただくプログラムです。
内部監査員養成研修を受講していただくと…
- チェックリストの活用法を理解できる
- 内部監査員に必要な力量を身につけることができる
- 適合、不適合を判断できる目を養える
- 是正処置に結びつく指摘ができるようになる
- 不適合が発見された際の対処方法を考えられるようになる
対象
- はじめて内部監査員になる方
- コンサルを使わず自力でISO取得を目指しているが、内部監査だけは指導してもらいたい、という企業様
- ISO取得後、2年目、3年目の更新に向けて、内部監査員を増やしたい、という企業様
プログラム
- 監査の考え方について(監査の5つの視点/適合性監査と有効性監査の違い)
- 規格の概要説明
- 規格の解釈について
- 効果的な監査用チェックシートの作成方法 (演習:規格別不適合の抽出演習 )
- ISO 19011と効果的な監査の実施方法(演習:監査前の準備、監査プログラム・チェックリストの作成)
- 監査技法の解説(講義:質疑応答の進め方、サンプリング方法など/演習:実践的な監査テクニック、是正処置要求書の作成演習、是正処置要求書作成トレーニング)
- フォローアップ監査について
- 内部監査結果のデータ活用方法
コース
- 1日コース
- ISOに関する勉強会を1回以上受けられた方を対象としたレベル。ISO規格を理解されている場合、既にISO認証取得されている場合にお勧めします。
- 1日コースは、どの規格でも同じ内容となります。
- 2日コース
- 規格解釈(1日目)及び内部監査員養成研修(2日目)のコース。
- 初心者が多い場合や、規格の概要解説、PDCAサイクルなどISOマネジメントの基本要素の解説まで希望される場合は2日コースをおすすめします。
内部監査員養成研修(レベルアップコース)
品質マネジメント7原則を踏まえ、ISOの質を高めるための内部監査技法を身につけます。ケーススタディを通じて、適合・不適合の判断方法を学ぶとともに、不適合が見つかった場合の対処を演習で体験します。さらに、過去の内部監査で挙がった指摘事項を振り返り、フォローアップの方法や効果的な指摘のコツを確認していきます。

- 単に、「マニュアルどおり行なわれているか」だけをチェックしていませんか?
- 馴れ合い、甘え、責任のたらい回しで、指摘すべき点を指摘できないでいませんか?
- 的確にポイントを指摘し、マニュアルの質を高める内部監査をしていますか?
対象
- ISOを認証取得済みの企業のご担当者様
- ISOを認証取得したが、効果が実感できない、とお悩みの企業様
- もっと具体的で役立つ監査をできるようになりたい、とお望みの企業様
- 他社と差をつけたい、今の内部監査を変えたい、という企業様
プログラム(例)
- 監査の考え方(監査の5つの視点とは/適合性監査と有効性監査の違いとは)
- 品質マネジメント7原則の解説
- 各規格の監査で確認すべきチェックポイント(演習:不適合の抽出演習、規格別の不適合演習事例、監査前の準備)
- 監査プログラム・チェックリストの作成
- 監査技法の解説(質疑応答の進め方/サンプリング方法/よい内部監査とは、内部監査チェックリストの意味と作り方、内部監査員に必要な力量など。演習:不適合の抽出演習)
- グループ演習:結果の発表、講評
研修終了後、「内部監査結果のデータ分析」「内部監査報告書の作成」をコンサルが行います。
コース
- 1日コース
- 社内での勉強会を1回以上受けられた方を対象ととしたレベル。ISO規格を理解されている場合、既にISO認証取得されている場合にお勧めします。
- 2日コース
- 規格解釈(1日目)及び内部監査員養成研修(2日目)のコース。
- 初心者が多い場合や、規格の概要解説、PDCAサイクルなどISOマネジメントの基本要素の解説まで希望される場合は2日コースをおすすめします。
内部監査員養成研修を受講された皆様からの声
FSSC22000認証取得後、2回内部監査を実施しました。2回と監査員として参加させて頂きました。今までは基準を曖昧にし、どうしても主観が入って監査を実施してしまいました。また、監査報告書にも改善の提案を記載してしまったことを深く反省しています。今後は5つの<監査の視点>と三つの<基準、事実、証拠>のセットをしっかり意識して内部監査をしっかり行って行きたいと思います。 |
実際の監査報告書を基に研修を実施していただき、作成した内部監査報告書では不十分だったことに気が付きました。 |
5つの監査の視点、基準(手順、ルール)、事実、証拠(ヒアリング、記録)の目線で監査に取組みます。監査には規格要求事項の真の理解が不可欠である事が改めて分かりました。 |
主観を入れない、「べき論」の使用には要求事項を踏まえて取捨選択する、報告書記載の注意点など、監査員として大事なことを教えていただいた気がします。監査員をすると要求事項の理解が深まるので、食品安全チーム参加者は監査員を体験するといいと思いました。 |
実際の監査を体験し、進め方や質問の視点など難しい点も多々ありましたが、実際の事例を元にご説明頂いたので、非常に分かり易かったです。 |
研修を受ける前に気づかなかった、主観が入ったり、改善の機会と不適合の判断、指摘する根拠となる要求事項の捉え方などが、良く見えました。今期も要求事項をより理解出来る様に努力したいと思いました。 |
監査の際は「基準・事実・証拠」を改めて意識しておきたいと思います。 |
あるべき姿の指摘事項を根拠を示して説明されましたので、理解しやすく、納得できる研修内容でした。監査員としての規格の解釈や、監査部署へのフィードバック方法などの手法も学び有意義な研修でした。品質ISOでも使用できる事が多々ありました。 |